ここでは、JavaScriptを利用して、HTML5に対応していないIE8以前のIEをHTML5に適用させる方法について説明しています。使用の際は、JavaScriptをOFFにしている場合には適用出来ないことと、そもそもIE8以前のIEでは動作が重くなることを念頭に置いて、適用するかどうかを判断して下さい。
html5shivでIE8以前のIEにHTML5を適用させる
IE8以前のIEにHTML5を適用させるには、JavaScriptライブラリのhtml5shivを利用します。
- html5shiv から、html5shiv(zipファイル)をダウンロードします。
- zipファイルを解凍し、[html5shiv.js]を任意のフォルダに格納し、サーバーにアップロードします。
- head要素内に以下のように記述し、IE9未満のIEに対してhtml5shiv.jsを読み込ませます(urlは各自の環境に合わせて指定して下さい)。
<!--[if lt IE 9]> <script src="html5shiv.js"></script> <![endif]-->
- HTML5の新要素をブロック要素として定義します。html5shiv.jsの読み込み以降のhead要素内に以下のように記述します。
ただし、他のCSSにてHTML5の新要素をブロック要素として定義している場合は必要ありません。<style type="text/css"> article, aside, canvas, details, figcaption, figure, footer, header, hgroup, menu, nav, section, summary { display: block; } </style>
- html5shiv.jsの読み込み以降のhead要素内に、CSSの読み込み/記述を行います。
また、zipファイルには[html5shiv.js]以外に[html5shiv-printshiv.js]というファイルも格納されており、こちらは印刷時の機能を拡張したものになりますので、必要に応じて使い分けて下さい。
以上でIE8以前のIEにHTML5を適用させることが出来ます。