年2回(5月と10月)の金魚水槽大掃除を行いました。
飼育環境は、オランダ1匹、45cm水槽(水量30L程度)、上部ろ過、底砂は大磯砂(底面が隠れる程度に薄く敷いている)、冬場はヒーターありで18℃に加温。
金魚水槽の掃除方法や掃除頻度に関しては、2年ほど試行錯誤した結果、今の形に落ち着きました。備忘録として書き残しておきますので、参考になれば幸いです。
汚れた水槽…。11月から4月まではヒーターで加温しているため、隔離や掃除後の水温調整が大変だし、外で水槽洗うには水が冷たすぎる、というわけで5月と10月の大掃除が都合が良いのです。
準備するもの
- バケツ3個(10Lくらい水が入るバケツが望ましい)
- ウォータータンク(ウォータージャグ)10L(水道水を水槽に追加する時に使用。バケツで代用可能)
- カルキ抜き
- 水温計(0.1℃単位で測れるもの)
- プロホース
- 底砂をすくうスコップ
- 掃除用スポンジ
手順
バケツ1(金魚隔離用)に水槽の飼育水を移す。後で水槽に戻す飼育水なので出来るだけ多めに入れる。
バケツ1に金魚を移す。エアーポンプがあればエアレーションを行った方が良いが、数時間なので無くても問題無し。掃除の間、しばらく放置。
バケツ2(ろ材隔離用)に飼育水を入れ、上部フィルターのろ材を移す。
バケツ2でろ材の掃除。バクテリアが定着しているので、飼育水で軽くすすぐ程度で済ませる。すすいだ水はバケツ3(底砂掃除用)に移す。
ろ材の入ったバケツ2に再度、水槽の飼育水を入れる。こちらも後で水槽に戻す飼育水なので出来るだけ多めに入れる。ろ材はバクテリアの住処で、バクテリアも酸素を必要としているらしいので、エアーポンプがあればエアレーションを行う。掃除の間、しばらく放置。
上部フィルターを外し、掃除する。上部フィルターは水道水を使って綺麗に掃除する。水中ポンプも分解して、インペラまで丁寧に洗う。
水槽から砂利を取り出し、バケツ3に移す。
バケツ3の砂利を掃除。砂利は水槽に残った飼育水を使って洗う。砂利にもバクテリが定着しているので、洗いすぎは良くないと一般的には言われている。しかし、ジャリスコップでガシガシと研ぐたびに濃く濁るので、飼育水を入れ替えながら、何度か洗うようにしている。。最後に洗い終わった水を捨てた後に、飼育水を入れておくと砂利を水槽に投入しやすい。
水槽の掃除。こちらは水道水を使って綺麗に掃除する。
コーナーと水槽内上部の洗い忘れに注意。洗剤などは使わずに、水とスポンジだけで掃除する。
底砂を水槽に戻す。
上部フィルターとろ材をセットし、バケツ2に入っていた飼育水を水槽に移す。
水中ポンプが動作する量になるまで、カルキ抜き、温度合わせをした水道水を足し、上部フィルターを動かす。
浮遊する汚れが落ち着くまで30分は回しておく。この後、この水槽に金魚を戻すので、金魚のいるバケツ1の水温に出来るだけ合わせる。
水槽にバケツ1の飼育水と金魚を戻す。水槽の水が足りなければ、カルキ抜き、温度合わせをした水道水を足す。
ポイントは、金魚を入れるバケツ1とろ材を入れるバケツ2に飼育水を多く残して、極力掃除前後の水質が変化しないようにしていることと、追加する水の水温を+1℃に収めていることです。
大掃除以外のメンテナンス
年2回の大掃除以外には、プロホースで底砂に溜まった汚れを吸い取りながら週1回の水換え(1/3)と、2ヶ月に1回の上部フィルターのウールマット交換(1/2枚)を行なっています。それ以外には、水換えの際に水槽の汚れが気になったら、軽くスポンジで落としたりする程度です。
ちなみに現在の上部フィルターの構成は上からスポンジ(黒色で目が荒いもの)、ウールマット(白色で目が細かいもの)が2枚で、その他の隙間にセラミックろ材を入れています。ウールマットの交換方法は、2枚ある内の下のウールマットを捨て、上のウールマットは下に、新しいウールマットは上に敷くようにしています。同時に、スポンジの清掃も行なっています。清掃と言っても、飼育水で軽くすすいでいるだけですが。
私が使用しているもの
綺麗になった水槽で、金魚が鮮やかに見えます。