コットのきしみ音対策 – Hilander(ハイランダー) 軽量アルミローコット

今までキャンプではインフレーターマットを使っており、そこそこ快適に眠れていたのですが、携帯性と浮遊感に憧れて「Hilander(ハイランダー) 軽量アルミローコット」を買いました。

初めてのコット

早速、コットを一晩使ってみたのですが、ちょっと動くだけででギシギシ音がするため、とても快眠とは言えませんでした。どうやら原因はポールと生地の擦れる音らしく、購入した商品レビューを見ても、寝返りのときにギシギシ音がすると書かれていました。

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コットとはそういうものなのかと諦めつつも、さらに商品レビューを読み進めていくと、「アセテートテープを貼るとギシギシというきしみ音が解消される」という有益な情報が書かれていました。というわけで、やってみました。

準備するもの

・アセテート布粘着テープ19mm幅x20mを2個(ケチケチ巻けば1個でも良かったかも)

ニトムズ
A種相当(105℃)の電気絶縁に適しているアセテート布テープ。耐腐食性・粘着性にすぐれる。

・コット

Hilander(ハイランダー)
生地にフレームポールを通して、3つの脚部ポールを取り付けるだけです。片付ける時もレバーを緩めて脚部ポールを外していくのに、難しい手順は一切ありません

・マスキングテープ

手順

まず、2本のポールを生地に差し込みます。

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フックの部分までテープを巻いてしまうと、フックがしっかり噛まなくなるので、あらかじめフックを噛ませる部分にマスキングします。

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ポールを外し、マスキングをしてある箇所とポールのつなぎ目を除いて、アセテート布粘着テープをグルグルと巻きます。

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これで、ギシギシ音は全く無くなりました。ちょっと手間が掛かりますが、コットのきしみ音でお困りの方は是非やってみてください。道具に愛着も湧いて一石二鳥です。

Hilander(ハイランダー) 軽量アルミローコットの魅力

組み立てと片付けのしやすさ

Hilander(ハイランダー) 軽量アルミローコットの一番の特徴は、脚部のロック機構にあります。一般的なコットの多くは、脚部の組み立てと片付けに相当の力が必要なのですが、このコットは脚部のロック機構のおかげで、設置・撤収が簡単なのでキャンプ地での消耗がありません。

ロックのない側を止めて、

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ロックのある側をポールに引っ掛けたら、

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ロックして固定。ここで初めてテンションが掛かります。

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残りの脚も同様にして、脚部を3箇所つけたら

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ひっくり返して完成です。撤収のときは、ロック解除の際の反動に気を付けましょう。

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横幅は66cm。キャンプ用としては充分です。

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収納サイズ

重量は2kg、収納サイズは55cmとコンパクトに収納できます。インフレーターマットだとそれなりにかさばるため、気軽に持ち運べるサイズ感は魅力的です。

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寝心地

設置のしやすさと収納サイズがメリットの Hilander(ハイランダー) 軽量アルミローコットですが、一晩寝てみると生地が沈み込むせいか、若干腰の痛みがありましたので、個人的にはインフレーターマットの方が快眠できるかなと思いました。

寝具の硬さも個人の好みがあるように、一概にこれが最強とは言い難いですが、寝心地が気になる方は、インフレーターマットも試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、クローズドセル、エアーマット、3cmのインフレーターマットと試した後に、初めて翌朝の腰痛がなかったのが、以下のインフレーターマットです。

Bears Rock ( ベアーズロック )
体に負担をかけずに、車内にいながら自宅で寝ているような寝心地を実現しました。頼れる車中泊マットを、お楽しみください。

このマットは車中泊も含めて何度も使用していますが、バルブを開けば自動である程度の空気は入るし、撤収も慣れればそれほど時間は掛からないため、キャンプには必ず持っていくマットです。もし、家族や友人とキャンプする予定のある方は、色々な種類のマットを買い集めてみてはいかがでしょうか。

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